Shibuya.go#2 に行ってきた
先週にGopher Night に行ったばかりですが、また Go のイベント (Shibuya.go#2) に行って来ました。
RDBを叩くだけのRuby製バッチプログラムをgoにしただけで20倍速くなった件
by ajiyoshi さん (Voyage Group)
https://dl.dropboxusercontent.com/u/31719381/shibuya.go.pdf
Ruby のバッチを Go にリプレースした話。ORM は使わず variadico/scaneo で sql.Rows.Scan()
する関数を生成しているということでした。構造体にメソッドを生やすときは埋め込みじゃなくてユーザ定義型でも大丈夫な気がした。
type Int struct { sql.NullInt64 } func (i Int) Method() { // Do something. }
じゃなくて
type Int sql.NullInt64 func (i Int) Method() { // Do something }
こういう感じ。
Slackのプロキシサーバ( github.com/cubicdaiya/slackboard )をGoで書いた話
by cubicdaiya さん (Mercari)
Slackboard という Slack 用プロキシサーバの話。 Warning や Critical みたいに通知レベルを設けて出力時に色をつけられるのが便利そうでした。
stretcherの実装について
Pull 型のデプロイツール Strecher の話。ちょうどデプロイ周りのスクリプトを綺麗にしようと思っていたので興味深々でした。「実装について」とタイトルについているだけあってコードの細かい話が多かったです。知らないライブラリやコードの書き方がいくつかあって、非常にお得感のある発表でした。
Redisの調査についてとrmlp (LT)
Redis の調査のノウハウとログ整形ツールの話。 LT だからというのもあると思いますが非常にテンポのいい発表でした。ときどき小笑を挟んで来てズルい。
Sparc Solaris向けにGoのクロスコンパイル環境を作った話 (LT)
by snowcrush さん
https://tanstaafl.0pt.jp/slides/solaris-gccgo/
Go のサポートに Solaris は含まれているが Sparc は含まれていないらしいです。珍しい環境だと情報も少なくて大変そうでした。Solaris ユーザはいますか、という問いかけに手を挙げたのは 1 人だけ (!) でした。
イベント全体の感想
会場のみならずピザと飲み物まで提供して下さって Voyage Group さんは太っ腹ですね。広々としたシンプルな会議室でしたが、エントランスや他の部屋は装飾が施されていてオシャレな雰囲気でした。機会があれば覗いてみたいですね。